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Chinese pops  Japanese Pops
Alice  AREA / ARTI + MESTIERI  Franco Battiato  Lucio Battisti 
Eugenio Bennato / NCCP / MUSICANOVA  Roberto Cacciapaglia 
Fabrizio De Andre  FORMULA 3 / IL VOLO  P. F. M.  Mike Oldfield 
GARMARNA / HEDNINGARNA  SAMLA MAMMAS MANNA 
ONIRIS
L'HOMME VOILIER LP/FRA/JPN KING GXH2017
OPUS AVANTRA
INTROSPEZIONE 74/CD/ITA/ITA ARTIS ARCD002
*一聴して浮かんだのはバッティアートの初期作品。そういう時代を感じさせる名作の一枚。前衛と伝統(AVANt garde + TRAditional)の融合作品という意味が込められているという話だが、持っている技法とセンスを自由に使って出来上がった、ジャンル分けを許さない不思議な音楽。
LORD CROMWELL PLAYS SUITE FOR SEVEN VICES 75/CD/ITA/ITA ARTIS ARCD003
*いわゆる現代音楽の難解さに行きつく手前ぎりぎりのところでの勝負、という感じがする。メロディーもリズムも壊れそうなすれすれのところから突然ポップになって帰って来たりする。複雑でありながら心地よい、変化に富んだ曲想とアレンジ。ピアノ、フルート、そして美しい歌がとにかくすばらしい。ところで1曲目のテーマ(ブラームスの、ハイドンの主題による変奏曲)、どこか他のバンドもやってなかったっけ・・・思い出せない。
STRATA 87/CD/ITA/ITA ARTIS ARCD011
*3作目もまた、初期のバッティアートやカッチャパッリャに通じる現代音楽の文脈の中にありながら、より耳に馴染む作品になっている。美しい女声、前衛的なピアノ、フルートや弦が、それぞれ強く自己主張しながら神秘的な世界を構成する。
LYRICS 95/CD/ITA/ITA ARTIS ARCD023
*二曲で組曲構成が取られ、より現代音楽的な作品になっているように思う。一曲目はボレロ風。二曲目はもろジャポネスクだったらどうしようと思ったが(笑)、タイトルに反して全く日本的な部分は感じられなくてドビュッシー風で安心(ってのもヘンか?)。"DANZA ARCANA" は・・・アレアかこれはっ? といった具合で、かなりバラエティに富んだ構成で楽しめる。
ORCHESTRA POPOLARE LA NOTTE DELLA TARANTA
LA NOTTE DELLA TARANTA 2005 05/CD/ITA/ITA PARCO DELLA MUSICA MPR003CD
*これは聴き応え十分のタランタの夜。歌い手も、Francesco de Gregoli, Piero Pelu', Sud Sound System, Giovanna Marini, Mimmo Epifani などなど、それぞれがタランタのオーケストラの名に恥じない豪華なバンドをバックに歌い上げる。景気の良い曲もしんみり聞かせる曲もすべてよい! あらためてタランタの幅の広さを認識させられる。
LA OREJA DE VAN GOGH
GRANDES EXITOS 08/CD+DVD/SPA/ARG BMG 8869 733182-2
*バスクのバンドだし、「ゴッホの耳」というなんとも思わせぶりなバンド名もあって、なんとなく民族の主張的なものを期待して聴き始め、最初はちょっと拍子抜けしたが、聞いているうちになんとなく癖になるおいしさのある音だと気づいた。これはベストアルバムのようで、同じ曲目のVCを収録したDVDつきで、先にDVDで見たら、かわいいというのではなくむしろたくましい感じの女性ヴォーカルに手堅いロックバンドが、明るめで勢いのあるポップロックをはじき出すという印象だ。スペインで人気のあるバンドというのは良く分かる。買ってみたらアルゼンチン盤で、ということは広くスペイン語圏で聞かれているのだろう。
ORIETTA BERTI
DOMINIQUE... 02/CD/ITA/ITA GAPP 502317 2
*ベテラン歌手のベルティが「ドミニク」を歌う。イタリア語の解説が良く分からないのだが、たぶんこのアルバム自体、ドミニクをヒットさせたシスター・ルー・ガブリエルの歌を歌ったものではないかと推察。ベルティのディスコグラフィ中の位置づけなどまったく分からないのだが、おそらくドミニクの軽快で明るい一般の印象は、シスターのその後(還俗して音楽活動に入るも後自殺)を知るまでもなく、アルバム全体としてはむしろ敬虔な祈りと悲壮な憧れに満ちた歌の一つ一つに溶け合って、異なったものとなるに違いない。
(LE) ORME
UOMO DI PEZZA 72(01)/CD/ITA/JPN UNIVERSAL UICY-9115
*紙ジャケシリーズで出たので購入。オルメの作品としては、フェローナとソローナに次いで評判の高い作品だが、キーボード・トリオ形式なので、演奏だけの曲ではいささか物足りなく感じる。やはりこのバンドは歌が出てくると断然よくなる。歌メロの素朴さと甘い声が、どちらかといえば無表情なバックの演奏に不思議とマッチする。解説にもあるがプログレファンにはあまり評判のよくない、ギタリストが入った9枚目以降のアルバムが、本国では売れたというのは、私には共感できる。
FELONA E SORONA 73/LP/ITA/ITA PHILIPS 6323023A
*このトータルアルバムはホントよく聴きました。ELP風の演奏ですが、イタリア語のヴォーカルの甘さが好きです。
IN CONCERTO 74/LP/ITA/ITA PHILIPS 6323028
CONTRAPPUNTI 74(04)/CD/ITA/JPN UNIVERSAL UICY-9466
*プログレ期のオルメ作品はやはりフェローナ&ソローナの次はコレだな、と私は思う。包帯オトコはあまり印象に残らないのだ。フェローナのイントロ同様の不安げな音階の対位法が私の中のオルメのイメージを固めている。
SMOGMAGICA 75/LP/ITA/ITA PHILIPS 6323041
VERITA NASCOSTE 76/LP/ITA/ITA PHILIPS 6323045
STORIA O LEGENDA 77/LP/ITA/ITA PHILIPS 6323052
*75年以来のこの辺りのオルメのアルバム、いいメロディーの曲が多いです。アレンジは「こりゃxxx風だなー」ということも多いが(^^;。ずいぶんと聴きながら口ずさみました。
LIVE ORME 93/2CD/ITA/JPN KING KICP 2715/6
*二枚組みの大作ライブで、確か日本で初発売されたものだ。フェローナエソローナはじめオルメの最盛期の演奏がたっぷり楽しめる。さすがに今聴くと、音が薄く感じられるのは仕方がないが。
ELEMENTI 01/CD/ITA/ITA SELF CCD3005
*来日のうわさもある再生オルメ。彼らの80年代以降の音をまったく知らずに言うのもなんだが、もうこれは一聴してオルメの音そのものだ。ということは、少々ノスタルジックではある。四元素の構成で、歌詞はよく分からないが、コンセプトものの大作になっている。
STUDIO COLLECTION 1970-1980 05/2CD/ITA/ITA UNIVERSAL 9871007
*つい懐かしくて買ってしまった。70年代オルメのベストアルバム。メロディラインの哀愁、ヴォーカルの甘さ、今聞くとなんともスカスカな音だが、やはりこれはオルメらしさとしか言いようのない魅力だ。正直なところ物足りないことは確かだが。
ORNELLA VANONI
ORNELLA E... 87/CD/ITA/JPN KING K32Y2093
*「愛を歌う・・・」と邦題のついた本作発表当時、ヴァノーニはすでに五十代だったわけだが、歌の深い艶がまずすばらしい。主にイタリアのカンタウトーレの作品を取り上げながら、バックには有名どころのジャズミュージシャンをずらりと揃えての意欲作。マイケルブレッカーのサックス、スティーヴガッドのドラムス、ジョージベンソン、ギルエヴァンス、ロンカーター、・・・凄いです。たとえば、ハービーハンコックのピアノだけをバックに歌うコッチャンテのポエジア・・・なんという贅沢でしょうか!
OSANNA
L'UOMO 71/LP/ITA/ITA CETRA SFC103, (04)/CD/ITA/JPN ARCANGELO ARC-7059
*哀愁のメロディにハードな演奏、張りのあるコーラスと、すでにこのファーストアルバムで、オザンナの個性は確立している。エリオダンナのフルート、リノヴァイレッティの歌、ダニロルスティチのギターの取り合わせはゴールデントリオだ。さて紙ジャケリマスター再発、3連ジャケットにフックつきという再現へのこだわりはすごいが、音質がとてもよくて聞きやすいほうにも注目を。
MILANO CALIBRO 9 72/LP/ITA/JPN KING GXF2042, (04)/CD/ITA/JPN ARCANGELO ARC-7060
PALEPOLI 73/LP/ITA/ITA CETRA LPX19, (04)/CD/ITA/JPN ARCANGELO ARC-7061
*オザンナの作品としては、前作と並んで評判が高く、イタリアもののベストを選べば必ず含まれる作品。私はオサンナではこれが一番好きだ。暴れるフルートに蠢くようなメロトロンと、暗く重みのある演奏に対して、メロディや歌声の哀愁や柔らか味が、唯一無二のバランスを作り出している。ヘヴィかつメロディアスな傑作。
P. S. *オザンナはすべてLPしか持っていなかったので、紙ジャケリマスターを機に思い切って4枚購入。やっぱりパレポリは圧倒的によいです。リマスターですごく聞きやすくなった気もするし。やはり "ORO CALDO" の静と動の対比、音の濃さは格別、ユーロプログレの名曲中の名曲ですね。
LANDSCAPE OF LIFE 74/LP/ITA/USA PETERS PILPS9007, LP/ITA/JPN KING GXH2016, (04)/CD/ITA/JPN ARCANGELO ARC-7062
*英語で歌うようになって、洗練された、しかし相変わらずどこか深刻さの残るポップミュージックという雰囲気になった。ウーノやチッタフロンターレ、ノヴァなど活動は拡散していく。
SUDDANCE 78/LP/ITA/ITA CBS 82449
*突然の再結成で発表されたこのアルバム、曲はけっこうかっこいいです。暗黒な雰囲気は姿を消し、洗練されたリズムとはいえ、メロディにはまぎれもなくかつてのオサンナ節が見え隠れします。
TAKA BOOM 01/CD/ITA/ITA AFRAKA SIAE CDEL 2004
*またまた驚きの再結成アルバム。CD-ROMトラックつきのOSANNA2001。Danilo Rustici, Lino Vairetti, Enzo Petrone の3人に、何人かの協力者、特別ゲストに Enzo Avitabile といったあんばい。タイトなリズムにサックスの音、しなやかな声質など相変わらずだが、そこに洗練を加えて、昔の曲を新しいアレンジやメドレーで聞かせるあたり、オールドファンのツボを押さえつつ、十分現役バンドとして通用するかっこよさがある。これだけ造りが丁寧になると、メロディのよさを再認識させられる。
LIVE UOMINI E MITI 03/CD+DVD/ITA/ITA BTF SS002A-B
*超お得なオザンナの最新盤。CDの方はライブ6曲にスタジオ4曲。メンバーが7人にサポートが5人、さらにゲストが加わる。"TAKA BOOM" で聴かせたノリのよいロックは、かつてのオザンナのダークさやヘヴィさを求めると物足りないかもしれないが、厚みのあるロックンロールの音楽性は十分に味わわせてくれる。スタジオ録音のアコースチックメドレーあたりでは、じっくり歌を聞かせる。思い出して見れば、LINO の声ってもともとダークではなかったわけで。さて、おまけのはずのDVD、これがまたすごくて、オザンナの6曲+GIANNNI LEONE との1曲に加えて、このライブのゲストが持ち歌を披露するのだが、VITTORIO DE SCALZI が "SIGNORE, IO SONO IRISH" と "TI RICORDI JOE?"、FRANCESCO DI GIACOMO e RODOLFO MALTESE で "R. I. P."、PATRIZIO FARISELLI e ANTONIO ONORATO "LUGLIO, AGOSTO, SETTEMBRE (NERO)"、GIANNI LEONE "LOVE IN THE KITCHEN"、JENNY SORRENTI "EL REY DE FRANCIA" という具合。いずれも小ぢんまりとした構成ながら、だからこそかえって滅多にない見もの、聞きものになっている。
PROG FAMILY 09/CD/ITA/ITA BTF AMS150CD
*OSANNA & DAVID JACKSON名義。ナンバリング入りリトグラフ入り見開き紙ジャケ限定版。しかしこの顔ぶれに引き付けられて、アルバムタイトルで引くという微妙な一枚だ。結論から言うと、オサンナの名曲の数々を、テクニカルに表現しきったという意味では、文句のない作品。しかしたぶん、これだけでは物足りないのは、なんとなくオサンナにおどろおどろしさを期待するからなのだと思う。考えてみればこのバンド、メロディは哀愁だしヴォーカルの声質は甘いしで、決しておどろおどろし系ではなかったのだ。おっさんたちが和やかにプログレ家族を演じているのが、なんかプログレじゃない!という感じになるのは致しかたないのかもしれない。往年の名バンドモノには引っかからないぞ、と思っていながらつい引っかかってしまった一枚でした。
PALEPOLITANA 15/2CD/ITA/ITA MA.RA.CASH CDLVRG2626
*プログレ黄金期のアーチストの復活、来日は、関係者の努力のたまものである。それは勿論ありがたいし、すばらしい成果を上げてもいる。とはいえ、個人的には「もういいかな・・・」と思うこともある。何よりも複雑なのは、そもそもその黄金期、レコードはのめり込むように聴きこんでもライブを全く体験していないので、当たり前だけれど体験できるのは今のアーチストだからである。これは幸福なのか不幸なのか。そのパフォーマンスが素晴らしいのであれば、そしてほとんどその期待を裏切られることはないので文句はないどころか贅沢なことなのだけれども、それは奇妙な体験には違いないのである。全盛期のライブが見られなかった代償という思いが、ためらいとして喉に引っかかっている。だからというのでもないが、チケット代が高いこともあって、なかなか足を運ぶ気になりきれない。つまり、それをあたかも上等なカヴァーのように聴いてしまっている自分がいるということである。正直に言うと限られた小遣いの使い道としては、やはり若いバンドのライブに多めに通いたいと思ってしまうのである。
 そんな複雑な思いの中でも、ついつい手を出してしまうのは、前作と同様デヴィッドジャクソンのサポートを受けつつ現代によみがえるPalepoliと、その続編という構成にはあらがえないということである。今のライブに複雑とか言っておきながら、である。おそるおそるPalepoliを聞くと・・・クリアである。前作でも感じたように、おどろおどろしさはなくなっているが、しかしPalepoliの本質は失われてはいない。あっぱれである。もちろん、70年代を知らない人が聴けば、十分に斬新なプログレの名盤として聴けるだろう。そして、その続編としてPalepolitanaを聴けば、もはや戸惑いは感じられない。虚心に帰って、たしかに、ナポリの海と喧騒、風光と闇が、40年の時をものともせず溢れだすのを感じてしまう。おそらく、古いファンを誘い寄せるために、Palepoli再現は巧まれたのかもしれないが、結局はPalepolitanaに耳を奪われ、諸手を挙げて降参せずにはいられない名作になっている。ぱれぽりたなぱれぽりたな〜♪・・・MADE IN JAPAN以降の曲をサービスとして納得すればだが笑
OSCAR PRUDENTE
INFINITE FORTUNE 74(03)/CD/ITA/ITA BMG 82876547972
*BMG紙ジャケシリーズ。他の人のアルバムで名前は知っていたけれども、ソロを聞くのは初めて。でもこれがすごく良くて、70年代前半のヌメロウーノの作品としてもかなり上質、なぜ今まで聴かなかったか惜しいくらい。歌はやや渋めの素直なカンタウトーレ系、曲は哀愁と力のこもった味のあるもので、演奏は当時のプログレ系の音を出しながらもテクニック的に安定していて、白黒のジャケットのデザインも洗練されていて、ホント素晴らしいです。プログレ期のバッティスティやフォルムラトレが好きなんだけれどもちょっとダサく聞こえる人には、この完成度はお奨めかも。
OSE
ADONIA 78/LP/FRA/JPN KING GP704
*エルドンのリシャール・ピナス、フランソワ・オージェが参加している、エルヴェ・ピカールという人のシンセサイザーもの。CD化されていないせいかエルドンがらみで人気盤のようだが、あくまであの時代の、ありがちな音ではある。クリムゾンっぽい曲があるのはさもありなん(笑)だが、ちょっとマイクオールドフィールドっぽい曲もある。
OSKORRI
25 KANTU URTE 96/2CD/SPA/SPA ELKAR KD453/4
*よく分からないのだがバスクのプログレッシブなフォークグループらしい。これは16枚目のアルバムになるようで、活動25周年を記念して、フォークフェスティバルのライブを収録した2枚組のようだ。80ページ以上のブックレットが付いていて、全25曲の歌詞にはスペイン語、フランス語、英語の訳詞がついている。メンバーも多いがゲストも大勢で、入れ代わり立ち代わり参加しているようで(私が知っているのは Gwendal と Gabriel Yacoub ぐらいだが)、それぞれの趣向が楽しく迫力もある。雰囲気が和やかなので、曲だけを聴いていると明るくさわやかに思えてしまうのだが、その歌詞はいずれもバスクの歴史を語る、激しくも重いものである。
THE PUB IBILTARIA 7 2CD/SPA/SPA ELKAR KD632/633
OSSIAN
OSSIAN 77/LP/GBR(SCOTTLAND)/GBR(SCOTTLAND) SPRINGTHYME SPR1004
ST. KILDA WEDDING 78/CD/GBR(SCOTTLAND)/GBR(SCOTTLAND) IONA IRCD001
*76年に結成されたグラスゴー出身のスコッティッシュ・フォーク四人組。派手なところは少しもなく、誠実に伝統を伝える演奏がかえって新鮮。ケルティックハープ、フィドル、ダルシマー、イリアンパイプなどの繊細な響きが、スコットランドの素朴さと厳しさを想像させる。
ÖZLEM TANER
TÜRKMEN KIZI 07/CD/TUR/TUR KALAN CD406
*オフィス・サンビーニャが日本にも紹介してくれているトルコ音楽の一枚で、タイトル通りトルクメン人の女性歌手でありサズ奏者のアルバムである。デジパックで美しいカラーの歌詞つき。トルクメン音楽がトルコ本土の音楽とどう違うのか私にはわからない。とにかくまずこのやわらかくも自在で美しい歌声は一度聴いたら忘れられないのだが、聞き進むうちに次から次へと、そのスケールの大きさに圧倒される。たとえば "Bu sene" などは、オーケストラやエレクトリックギターも入って、シンフォプログレファン必聴ともいうべき壮大な曲である。民族楽器を多様に響かせる曲も、のびやかな彼女の声を引き立たせる。卓越した民族音楽の技量と、洗練された制作力があいまっての、驚くべき豊かさに満ちた作品。

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