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Chinese pops  Japanese Pops
Alice  AREA / ARTI + MESTIERI  Franco Battiato  Lucio Battisti 
Eugenio Bennato / NCCP / MUSICANOVA  Roberto Cacciapaglia 
Fabrizio De Andre  FORMULA 3 / IL VOLO  P. F. M.  Mike Oldfield 
GARMARNA / HEDNINGARNA  SAMLA MAMMAS MANNA 
LARD FREE (GILBERT ARTMAN'S)
s/t 73/LP/FRA/FRA MOTORS VP59500
s/t 77/LP/FRA/FRA COBRA COB37007
LARRY MARTIN FACTORY
EARLY DAWN FLYERS AND ELECTRIC KIDS LP/FRA/FRA RCA ISL6404
LARS HOLLMER ---> SAMLA MAMMAS MANNA special
LATTE E MIELE
PASSIO SECUNDUM MATTEUM 72/LP/ITA/JPN POLYDOR 23MM0146
PAPILLON 73/LP/ITA/JPN POLYDOR 23MM0147
ACQUILE E SCOIATTOLI 76/LP/ITA/ITA MAGMA MAL01
L'AURA
OKUMUKI 05/CD/ITA/ITA SONY 520049 2
*最初OKUMUKIというのが名前だと思った(Sさん教えてくれて感謝)。L'AURA となると LAURA と AURA をかねているのだろうからLに入れるのかAに入れるのか困ったけどとりあえずここにした。奥向きという日本語も書いてあるので何か日本贔屓の女性なのだろう。落ち着いた声でつやも力もあり、曲もよく作りこまれていてしっとりとした雰囲気まで見事にプロデュースされた作品という印象だが、今様の音作りやエフェクトに呑み込まれないようにするには、もうひとつ突き抜けた個性の主張がほしい気がする。
LAURA PAUSINI
LAURA PAUSINI 95/CD/ITA/DEU CGD 4509 99885 2
*ラウラの初期二枚のアルバムからのベスト盤で、一曲目は英語バージョンを収録しているあたり、おそらくインターナショナルマーケット進出ねらいなのだろう。歌い方には表現力もあるほうで、日本盤もでるなど人気があるようだが、曲の魅力が今ひとつで、あまり私にはぴんと来ない。
LA MIA RISPOSTA 98/CD/ITA/JPN EAST WEST AMCE2952
*インナーは作りも丁寧で、決してアイドル系ではないと思うのだが、なかなか豪華。歌はときおりはっとさせる色彩感があるが、全体としては楽曲の魅力が今ひとつのところもあって、言葉が分からないとちょっときつい。
ENTRE TÚ Y MIL MARES 00/CD/ITA/DEU CGD 857384397-2
*ラウラのヒット作のスペイン語盤。あらためて思うのだが、この人は顔つきがなんとなく暗いというかきついというか、少なくともかわいい系ではないが、それでいて声がきらびやかで華があるというところに、不思議に惹きつけられるものがある。
IO CANTO 06/CD/ITA/USA WARNER 640062
*テレビを何となく見ていたら、南イタリアの村の紀行番組をやっていて、そのBGMで私の大好きなバッティスティの "IL MIO CANTO LIBERO" が、聞いたことのない男女デュエットで流れて、これがずいぶんいい感じだったので、早速 YOUTUBE で検索をかけて探して見つけたのがコレ。最近まったく聞いていなかったパウジーニのアルバムで、 JUANES という歌手とデュエットしたものだった。スペイン語圏向けの企画のようで、ワタシが買った盤はスリーブは "IO CANTO" だが発売はワーナーアメリカラテンで iTunes に入れると "YO CANTO" になる。スリーブが "YO CANTO" の盤もあるので、中身が同じなのか違うのか知らない。ほかにも バッリョーニの "STRADA FASCENDO" のスペイン語の歌などなかなかよい仕上がりだ。
LAVEZZIMOGOL ---> FORMULA 3 / IL VOLO Special
LENA PLATONOS
BREAKING THE ICE 89/CD/GRC/GRC SIRIUS SMH 89002
*ギリシアといえばヴァンゲリスを思い出す。大仰なのはヴァンゲリスの特徴なのだと思っていたが、ポツリポツリとギリシアモノを聴いてみて、実はギリシアの特徴なのだと気づいた。この著名な音楽家レーナ・プラトノスの作品も、シンフォニックな曲に美麗ヴォーカルが美しいと言えば美しいのだが、ちょっとくどいかもしれない。
LENA WILLEMARK & STEFAN BRISLAND-FERNER
STOCKHOLMPOLSKAN 02/CDS/SWE/SWE FRITUNA 1538 1
*GARMARNA の来日公演会場で売られていたシングルで、ストックホルムの何かのイヴェント用に作られた曲らしい。レナ・ヴィッレマルクとGARMARNAのステファンの合作であり、POLSKAとあるから軽快で明るい曲かと思っていたが、あにはからんやしっとりとしたレナの深い歌声に、奥行きのある演奏を聴かせる。
LETIZIA CALANDRA
CLASSICO NAPOLETANO --- con la partesipazione di FAUSTO CIGLIANO 09/CD/ITA/EU LUCKY PLANETS LKP743
*定評あるオペラ歌手で、カッチャパッリャやバッティアート作品にも参加してきた人。ナポリターノはずっと好きだったということのようで、このアルバムでも張りのある美声で聞かせる。私はやはり "Cicerenella" や "Michelemma'" といったリズミカルな歌が好きなのだが、全体としてはオーケストラも相まってタイトル通りのクラシカルな仕上がりで、典雅な響きを味わえる。
LIISA MATVEINEN
OTTILIA 96/CD/FIN/FIN OLARIN OMCD55
*NIEKKU, TALLARI のヴォーカリストによるソロアルバムで、OTTILIA ILKKA という民族音楽家の作品を取り上げた作品集で、MARIA KALANIEMI や TALLARI も参加している。特に "SITTE ON" などは哀愁がにじみ出るようなコーラスの名曲。
LINA SASTRI
MARUZZELLA 90/CD/ITA/ITA EMI 7777957922
*最近来日もし、もともと女優だがナポレターナ歌手としても名高いリーナ・サストリのセカンドアルバム。帰れソレントへなど聴き慣れた歌も多く、また90年録音なのに妙にローファイ?な音に聞こえるのだが、それがかえって彼女の声質の艶を際立たせていて、ちょっとゆったりした気分で夜に聴きたい一枚。
LIVE IN JAPAN 05/CD/ITA/ITA LUCKY PLANETS LKP551
*02年横浜での来日公演が、ラッキープラネッツから驚きのCD発売。日本公演ということで「さくら」なんて歌っているのはご愛嬌だが、達者な生ギターをバックに奥行きも力もある歌唱はなんとも情感豊かで泣かせる。
LISA
L'ESSENZIALE 99/CD/ITA/ITA BMG 74321671332
*最近のイタリアの歌モノの中では、私にはもっともピンときた一枚。まず何と言っても、歌がとてもうまい。そんなに個性的な声質でも歌いまわしでもないのだが、艶があるだけでなく高い音が素直に伸びているので、気持ちが良い。曲も演奏も変化に富んでいて、ドラマティックだが垢抜けていて、印象に残る。捨て曲なし! なお表の写真は初々しい感じの横顔だが、中を見るとけっこう迫力ありそうなイメージで納得。マウリツィオ・ファブリツィオプロデュース。
LISKER
LISKER 79/CD/SPA/SPA ELKAR KD11.112 LV.16
*スペインのハードプログレ。ほかのバンドではありえないような面白いコードもあるが、それがバスクらしいのかどうかわからない。フルートの音が飛び交いひずんだギターが弾きまくるアドリブっぽい展開が続くパターンなので、これであとははっと気を引くようなメロディがあればと思う。
LITFIBA
DESAPARECIDO 85/CD/ITA/DEU URLO 9031-70381-2
*こ、これは・・・、いったい何と表現したらよいのだろうか。どうジャンル分けしたらよいのだろうか。アンジュやデヴィルドールを思わせる、演劇調のヴォーカルも確かに個性的だが、また曲想やアレンジも演劇的で、私の守備範囲からは似ているものを思いつかない。牧歌的でもないし悪魔的でもないし、民族「風」の味付けはあるが民族的とも言えないし・・・。とても怪しいプログレッシブ・ポップ・ロック? 一度はお試しください。
3 88/CD/ITA/DEU URLO 9031-70382-2
*「イタリアのアンジュ」というくらい、このヴォーカルの雰囲気は似ているが、演奏のほうはがっちりしたギター主体のロックンロール。全体に重厚なつくりが圧倒的で、引き込まれる。歌詞が分かればいっそう面白みが増すと思う。
SOGNO RIBELLE 92/CD/ITA/DEU CGD 9031-77119-2
*80年代作品のリミックス・再録・ライブトラックでまとめられたベスト盤。ひねりの効いた演劇調のヴォーカルに、ハードにうねりまくるギターが絡みつく。いろいろな曲を集めた割には、仕上がりがやや一本調子なのは時代に合わせて手を加えた結果か。
LITO VITALE CUARTETO
LA CRUZ DEL SUR 93/CD/ARG/ARG CICLO3 50-042
*アルゼンチンのプログレッシヴ・シーンの重要人物(らしい)、キーボード奏者のリト・ヴィターレの作品。メンバーは他にドラムス、ギター、サックスとフルート。シンフォっぽい流麗でゆったりとした曲ばかりだから、聴きやすくて安らぐが、演奏は実に精妙で、長めの曲が多く構成美がしっかりしていて、退屈させない。濃い音ばかり聴き続けた後には、口直しというか箸休めとして、これはこれでなかなかです。
LIVING LIFE
MYSTERIOUS DREAM 81/LP/ITA/JPN K25P359
LLUIS LLACH 
ARA I AQUI 70/CD/SPA/SPA FONOMUSIC CD1090
*"VIATAGE A ITACA" を聴いて以来ずっと気になりつづけていたが、マメに探していた甲斐あって某レコード店の新入荷中古盤のダンボールをかきわけて初期作品を3枚ほど格安で入手できた(見込みのありそうな店や記事が載っている雑誌を紹介してくださった sight さんありがとう)。いずれも1991年にCD化された(たぶん)廉価盤のようですが、スペイン語の対訳付きの歌詞もちゃんと付いています。もっとも対訳があってもスペイン語が分からないのだからしょうがないといえばしょうがないのだが(^^;、どの曲にも言葉のカベを超えて訴えてくる、力の漲ったような不思議な美しさがあります。
I SI CANTO TRIST... 74/CD/SPA/SPA FONOMUSIC CD1087
VIATGE A ITACA 75/LP/SPA/SPA MOVIEPLAY 17.0710/8
*もう十年以上前に、どこかのバーゲンだったかで偶然入手した一枚。どういう人なのかさっぱりわからなかったが、手放さずに残っていたのは、力強いトラッド調の歌がすごく気に入っていたから。インターネットに入るようになってから GEPRのぞいたら、ちゃんと項目があるし、歌詞や .ra ファイルまである洒落たホームページもある(が、何と書いてあるかが分からない。ライブの日程くらいは分かるが分かってどうする(^^;)。カタルーニャの実力派で、弾圧に屈しないで歌い続けた反骨の歌手ということである。
BARCELONA GENER DE 1976 76/CD/SPA/SPA FONOMUSIC CD1091
*初期のライブ。
CAMPANADES A MORTS 77/CD/SPA/FRA WARNER 3984-26576-2
*彼の作品はフランスでコンピレーションが何枚も出ていて、これもフランス盤。ジャケット違いだが、独自編集ではないようだ。リュイス・リャックの作品ではもっともプログレッシブといわれているが、私の印象では、大仰なオーケストラアレンジがドラマチックではあるものの、曲想や音的にもそれほどプログレよりの印象はない。ギリシアの音に近いものを感じる。アルバムとしての完成度の高さは確かだが。
VERGES 50 80/LP/SPA/FRA HARMONIA MUNDI LDX-74749
ET AVEC LE SOURIRE, LA REVOLTE 83/LP/SPA/FRA HARMONIA MUNDI LDX74784
T'ESTIMO 84/CD/SPA/SPA PICAP 80 0029
*ずいぶん久しぶりにリュイス・リャックを聴いた。あいかわらずオーケストラとバンドのバックだが、なんだかとても落ち着いて聴けた。明るさや軽みもなじんで、力強い曲も力みのクセが比較的気にならなず、楽曲のよさが引き立つ。アレンジもなかなかこっていておしゃれなところもある。こうしてみると、80年代の彼の作品は聴きやすさと音楽的な深みのバランスがとてもよかったかもしれない。
STADE DE BARCELONE 85/2LP/SPA/FRA HARMONIA MUNDI LDX74855/56
*フランス盤二枚組LP、ハルモニア・ムンディの「世界の歌」シリーズみたいなものらしいのだが、ホームページで確かめると中身は "CAMP DEL BARCA-6 DE JULIOL DE 1985" だ。ジャケット写真はこっちのほうがよいかもしれない。全曲歌詞とフランス語の対訳がついている。いつもながらの力強くも暖かい歌がすばらしいのはもちろんだが、クレジットがまったくないのだがバックの演奏もかなり豪華で、相当大規模なコンサートであったことがうかがえる。終盤の盛り上がりは感動的。実に聴き応えあり。
ASTRES 86/LP/SPA/SPA CBS 4503541
*全部で5曲、それぞれ「宇宙」・「太陽」・「月」・「地球」・「異星人」であろうか。青紫色のバックにそれらのシンボルマークを配したジャケットは、シンプルながらおしゃれ。いつもの弾き語りの味わいは残したままコーラスや効果音、管も入っていて、曲の力強い温かさに変化が加わり、歌詞が分からない私にもとても聴きやすい。プログレファンにもお勧めの一枚。
TORNA AVIAT 91/CD/SPA/FRA MUSIDISC 108982
*その歌声は柔らかで粘る感じなのだが芯の太さを失わず、その曲想や演奏は多彩で洗練されているが陰影の濃さは相変わらず。そっけないジャケット(フランス盤はスペイン盤と顔写真が違うようだが)だが、中味は初めての人にも勧められる豊かさ。36分はCD時代にはちょっと寂しいのだが、もうちょっと聴きたい、というくらいが実はちょうど良いのかもしれない。
PORRERA 95/CD/SPA/SPA PICAP CD90 0073-03
*幅広い音楽性を感じさせるアルバムになっている。プロテストソング風のシンプルな響きや、プログレ風の凝った音作りなどを経て到達した、熟達してはいるがそれだけに却ってさりげない曲の造りがさすがである。地中海風の音もあれば、モダーンなヨーロッパの音もある。一貫しているのはリュイスの暖かさと重さのある声の存在感だ。奥行きある味わいの作品。
NU XXXANS 97/CD/SPA/DEU WARNER EAST WEST 0630189372
*歌手生活30周年記念と思われる、96年末から97年初にかけての最新のライブ。70年代のアルバムからの曲がほぼ半分という点からも、彼の歌が一向に古びていないことが分かる。何せピアノかギターの弾き語り、飾りでごまかすところがないのだから。選り抜きの名演集であり、聴き応え十分のすばらしい作品。
LOBASZ IREN
BELSO HANG - INNER VOICE 07/CD/HUN/HUN SIREN VOICES SVCD02
*MAKAMとの共演で知ったシンガーだが民族音楽の研究家でもあるらしい。本作は地・水・火・風とタイトルの「内なる声」の五部からなる組曲で、民族音楽ではなく、声と楽器(ディジェリドゥだったりバイオリンだったり尺八だったり)との掛け合いだ。リズムのある民族音楽を期待すると外れだが、響きの豊かな彼女の声をシンプルに堪能できる作品。
LOCANDA DELLE FATE
FORSE LE LUCCIOLE NON SI AMANO PIU' 77/LP/ITA/JPN POLYDOR 23MM0148
LOITUMA
IEVAN POLKKA 07/SCD/FIN/DEU UNIVERSAL 1714161
*ヘドニンガルナ全盛期のヴォーカリスト、サンナとテルの出身バンドで、メンバー交代にもかかわらず活発に活動を続けているロイトゥマ。アマゾンをうろうろしていたらジャパニメーション風のジャケットでシングルCDが??? 驚いて調べてみたら、フラッシュアニメでなんだかネギもって踊るアニメ付きで使われてヒットしたのだそうな。それらしきジャケット画のこのドイツ盤らしきシングル発売のいきさつはよく分からないが、曲は北欧でおなじみのタイプの地声のポルカだ。うーんこれで北欧の民族音楽ベースの歌ものがコチラで流行る・・・ということにはならないだろうな。勢いでそのシングル盤を買ってしまいましたが、さすがにこれだけでは物足りない。ちゃんとアルバム買って聞こう。
LOL COXHILL
THE JOY OF PARANOIA LP/GBR/GBR OGUN OG525
LOL CREME & KEVIN GODLEY ---> GODLEY & CREME
LOME
FIORI SU MARTE 04/CD/ITA/ITA L'EUBAGE ELE12004M
*ここここいつらは何者? 思わずのけぞってしまいそうな超絶さ。変幻自在のヴォーカルがデメトリオを思わせるなんて紹介もあったけど、確かに一曲目の出だしなどは似ているといえば似ているが、たとえばデウスエクスマキナがデメトリオに似ているという意味での似方ではない。ヴォーカル以外はコンバス、ピアノ、パーカッションで、ギターレスの4人組で、たったこれだけでジャズ、エスノ、ロック、アヴァン、ハウスさまざまな要素をちりばめたものすごい音楽を作り上げている。・・・で結局こいつらは何者・・・。
LOREDANA BERTÉ 
STREAKING 74/CD/ITA/ITA CGD 9031 77234-2
*いきなりヌード写真入でデビューしちゃったアルバムだが、中身は写真抜きで?まったく素晴らしい。リマスターされているのか、この年代のものとしては、音質がなかなかよいのだが、70年代のイタモノらしい重さと暗さをじっとりとはらみつつも、しつこくならない、ちょうどよいさじ加減と言うべきでしょう。マラケシュは色っぽいですが、まあアフロディテの666なんかに慣れた耳にはご愛嬌。むしろ一曲一曲のにやりとさせられるアレンジのきわどさがスリリング。
NORMALE O SUPER 76/CD/ITA/ITA CGD 4509-91398-2
*ベルテのセカンドアルバムになるのだろうか。ヴィンチェ・テンペラのアレンジ、マリオ・ラヴェッツィのプロデュース。"SERENADE" などラヴェッツィの唄とは違った緊迫感があるなど、声質は薄いのに、迫力とヒネリを効かせた歌は個性が強く存在感がある。
...E LA LUNA BUSSO 84/CD/ITA/ITA CGD 9031 70139-2
79年 "BANDABERTE" 9曲から6曲、80年 "LOREDANABERTE'" 9曲から6曲の計12曲を集めた編集盤で、いきなりヌード写真でアルバムを飾ったロレダナにしてはジャケットの清楚で幻想的な絵に却って惹かれます。ラヴェッツィやラディウス、バッティスティ、グラツィアニやピーノ・ダニエレなど、錚々たる顔ぶれの作曲による佳曲の数々に、ロレダナの艶々の歌ときてはもう全面降伏モノです。なお公式ホームページは歌詞や写真など内容豊富。例の写真もあります・・・が、最近のインタビュー?のビデオのほうが、もしかするとある意味衝撃的・・・(;_;)。
LOREDANA BERTE 88(02)/CD/ITA/ITA BMG 74321913232
*コッラード・ルスティチとマリオ・ラヴェッツィのプロデュースやアレンジはしゃれているし、ライブな音響で軽めの曲が並ぶのは時勢だったのかもしれないが、肝心の彼女自身の声が、声量不足なのか張りがないのか、はたまたミキシングのせいなのか、洗練されたバックの演奏の中で音が立たず、曲と歌い方も馴染まない印象が強く、ちょっと悲しくなってしまう作品。
LUAR NA LUBRE
LO MEJOR DE LUAR NA LUBRE XV ANIVERSARIO 01/CD/SPA/SPA WEA 8573 87642 2
*ガリシアのトラッドバンドで、マイク・オールドフィールドとのかかわりからマイクファンにも広く認知された。歌にも演奏にも隙がなく、スパニッシュとはいえケルトらしくきれいにまとまりすぎている感もあるものの、メロディと歌の哀愁は格別。ケルトファンなら申し分のない作品でしょう。
LUCA CARBONI
CAROVANA 98/CD/ITA/ITA BMG 74321582953
*それとなくアジアンな香気を漂わせるM1のメロディをはじめ、派手な曲はないのだが、案外変化があって、いかにもなイタリアンポップスの王道からちょっと横道にそれたようなというか、何か気になってつい寄り道してしまったとでもいうか、そんな魅力がある。歌い方は気だるく、M7などふとバッティスティを思い出したりするが、曲の雰囲気にあまりにも合っていて、いつのまにか聴きなじんでしまうアルバムだ。
LUCIANO BASSO
VOCI 76/LP/ITA/ITA ARISTON ARLP12288
*キーボードのバッソにドラムス、ベース、ギター、バイオリン、チェロの6人構成。NTのコンチェルトグロッソをELPが演ったらこんな感じ? 凝った編成のわりには余裕のある演奏振り、かつ比較的シンプルな音の構成が新鮮なような懐かしいような。
COGLI IL GIORNO 78(08)/CD/ITA/ITA BTF AMS142CD
*初CD化がうれしいセカンドアルバム。チェンバーの構成でメロディアスなピアノを聞かせる。とにかくメロディラインが美しく、アレンジが難解になることなく上質なので、抒情と構成美をともに楽しめる、この時代のイタプログの隠れた名盤の一つである。
LUCILLA GALEAZZI
AMORE E ACCIAIO 05/CD/ITA/ITA ZONE DI MUSICA ZDM0502
*ベテランらしい安定した歌いぶりに、演奏も洗練されているし、地中海音楽に旅愁をそそられたければ絶好の一枚。トラッドとしてはきれいにまとまりすぎかもしれないが、それにしてもこの歌の厚みはすばらしい。
LUCIO BATTISTI ---> LUCIO BATTISTI Special
LUCIO DALLA
STORIE DI CASA MIA 71(02)/CD/ITA/ITA BMG 74321 763812
*タイトルやジャケットの絵、その生い立ちを歌い話題になった"4/3/1943"が納められていることからも、自分のふるさとをテーマにした作品なのでしょうか。この作品からすでに、アレンジや構成の凝り方は並外れていて、曲の美しさに加えて、私のように言葉が分からないものでも楽しませてくれます。
IL GIORNO AVEVA CINQUE TESTE 73/CD/ITA/ITA RCA ND74975
*この人も1960年代後半から20枚以上のアルバムを出している大ベテランのわりに、日本語のページではあまり情報がない。これは何かのコンセプトアルバムなのだろうか。歌詞カードもないしタイトルだけでは何とも言えないが、一曲一曲が、一言でいえば、かなりヘン(^^)。何といったらよいか、それぞれの曲がわざと「○○風」になりそうな一番特徴的なところだけを残しておいて、そこに彼のクセのあるメロディと歌を乗っけてしまって、わざと「○○風」をハズす、とでも言いましょうか(って、ぜんぜん分かりませんよね、はい・・・)。とにかく聴いてみて、としか言いようがないかも。ジャケットの絵も面白い。
ANIDRIDE SOLFOROSA 75/CD/ITA/ITA BMG ND74972
*タイトルが無水硫黄?なのかな。なにかトータルアルバムなのだろうか。ダッラの持ち味である予測のつかなさが全開で、オーケストラやコーラスを使っていても曲作りといいアレンジといいこれはもうプログレッシブ、それでいて歌の味わいの深さはすばらしい。
AUTOMOBILI 76/CD ITA/ITA RCA ND74973
*なかなか軽快なポップス、と思って聴いていると必ず何か驚かせる仕掛けが待っている。そのうち、何かが起こるぞ、と思って聴くようになる。そしてその期待は裏切られることがない。曲も演奏も洗練されていて、デロデロの歌い上げラブバラードみたいな歌は皆無なので、その点では安心して聴ける。とにかく歌詞がまったく分からないのでもどかしいのだが、ものすごく面白いアルバム。例によってジャケットの絵も不思議な味わいがあって好き。
COME E' PROFONDO IL MARE 77(00)/CD/ITA/ITA BMG 74321 763802
*この作品は評判が良かったのかな。デジパックシリーズで買ってしまったので歌詞も何もなくて取り付く島がないのだが、あいかわらずの声、楽しいです。
LUCIO DALLA 79(01)/CD/ITA/ITA BMG 74321 773452
*24ビットデジタルリマスターデジパック金ぴかCDは流行のようですが、たぶん音が良いのでしょう。でもこのアルバムがぜんぜん時代遅れに聴こえないのは、音がよくなったからではなくもともと作品が良かったからです。このちょっとしゃがれ気味でありながらふわっと暖かい、時折茶目っ気をみせながらそれがかえって物悲しい、この声と唄にいったん心奪われれば、もう何も言うべきことは見つかりません。アレンジも完璧に近い。たぶんリード吹きから歌中心に転向したほとんどその瞬間に、自分の音楽というべきものに出会ってしまった人なのでしょう。この頃から今にいたるまで、何一つ変わっていないように思います。
LUCIO DALLA (Q DISC) 81/CD/ITA/ITA BMG PD75372
*Qディスクという原則4曲入りの通常サイズのCDシリーズがかつてあって、最近次々と再発されている。ダッラのこの盤は、いまのところまだ再発になっていない。歌物もそれぞれよいが、最後の "YOU'VE GOT A FRIEND" はリードソロですごくいい感じだ。サンクスがあるので、生ギターはロンかもしれない。
VIAGGI ORGANIZZATI 84/CD/ITA/DEU RCA PD70488
*軽快な一曲目から、突き放したような、それでいて暖かなダッラの声に惹かれる。メロディは美しいし、アレンジは起伏に富んでいるし、おなじみの意表をつくコード進行に、歌詞が分からないのが痛いがところどころにおそらくひねりの効いた仕掛けもあって、聴き飽きない一枚である。音作りのせいもあって全体にモダーンな印象で、決めのバラードが一つ欲しい気はするが。
DALLAMERICARUSO 86/CD/ITA/JPN BMG BVCF1536
*対訳と解説目当てに日本盤を買った。ダッラのアルバムで日本盤が出ているのは、おそらくこの一枚だけだと思う。パヴァロッティはじめ多くのアーチストが愛唱歌にしている名曲 "Caruso" が入っているのが、95年になっての国内リリースのきっかけになったことは間違いない。ホント泣かせる曲。ライブの雰囲気がいいし、バックの演奏もなかなかロックしていて、いいアルバムだと思う。
CAMBIO 90/CD/ITA/DEU BMG 261226
*ジャケットのセピア色の写真と言い、タイトルと言い、意味深。音的にもかなりプログレッシブだし、一曲一曲がとても凝った作りになっていて、聞き流すことのできない不思議なポップアルバムである。傑作。
HENNA 93/CD/ITA/ITA BMG 74321 18293 2
*うーんこれはやはり好きだ。音作りはいつもモダーンで、最先端を行っている。この作品では完全打ち込みだが、それがまた非常に凝っている。そこに、この崩れる一歩手前の甘さ温かさのある嗄れ声が絡むと、もう何も言えないのです。バッティスティもデアンドレも帰らぬ人となってしまった今、男性ヴォーカリストを一人だけ聴くとすれば、迷いはするでしょうが、結局ダッラを選んでしまうような気がします。ジャケットも不思議な絵。
THE BEST OF LUCIO DALLA 95/CD/ITA/ITA BMG 74321-28982-2
*"CARUSO" は入っていないのだが、幅広く名曲を拾い上げていて、元のアルバムを聴きたくさせる、趣味のよいベスト盤。ラストの "Mambo" はオリジナルバージョンとある。ダッラ入門編として過不足のない一枚。
CANZONI 96/CD/ITA/EC BMG 74321400622
*僕が最初に買った、ルチオ・ダッラのアルバム。ジャケットがなかなかすてきで(地平線まで続く夜のハイウェイ、夜空に浮かぶ地球・・・)、バーゲンになっていたので思い切って買ってみた。これは相当いける。一曲一曲が個性的で、タイトル曲をはじめとして耳に残る。僕のニガテな濃いめの歌い上げタイプではないが、歌詞付き16ページのスリーブの真ん中の写真はすごく濃いめでヘンだし、これはもう何枚か聴いてみないと、という気になった。
CANCIONES 96/CD/ITA/USA BMG 74321-42920-2
*イタポップによくあるスペイン語盤。といっても、スペイン語で歌っているのは3曲で、特にスペイン語盤ならではという仕掛けはない。でも久しぶりに聴いて、この人のメロディ作りの上手さ、自分の声の活かし方の上手さに改めて舌を巻く。
CIAO 99/CD/ITA/EU BMG 74321 69636 2
*3年ぶりのニューアルバム。美しくも時として不思議なメロディ、独特の温かみと枯淡があいまった歌いまわし。前作とほとんど同じメンバーによる、薄すぎず厚すぎず絶妙のアレンジのバックの演奏も味わい深い。聴いているとすぐにダッラの世界に引き込まれる。特に目新しさはないのだが、相変わらずの傑作。1966年のデビューアルバムのタイトル曲 "1999" を、この1999年に再演しているうえに、クレジットにはないがアルバムの最後に(たぶん)デビューアルバム版が再録されているのも面白い。
LUNA MATANA 01/CD/ITA/EU BMG 74321 892912
*アートワークといいアレンジといい、なぜこんなに美しく洒落ていて、彼の歌にぴったりと言うかしっとりとマッチしているのでしょうか。気の合ったバックの演奏も完璧。おなじみのベースのロベルト・コスタがダッラとの共同でプロデュースとアレンジを担当、録音やプログラミングもしていて、本作の魅力的な(しかしちょっといじり過ぎに感じるところも・・・)音作りの鍵を握っているようだ。ゲストでカルメン・コンソリやロンも一曲ずつ顔を見せている。・・・などとまあ、本作ならではの話題を並べたところで、もうとにかく暖かくも哀愁のある曲と声がもともと良すぎるので、あいかわらず傑作です!というほかは本来すべて余計なことでしょう。
LUCIO 03/CCCD/ITA/EU BMG 82876570272
*まず一曲目、お約束のコテコテのバラッドですが、ミーナとのデュエットで至上の美しさ。あの名曲 "CARUSO" を越えたか?という出来。どの曲も、安心させられるダッラ節が聴けるのですが、アレンジやレコーディングの巧さも当然あるのでしょうが、ダッラの歌声の魅力が最大限に発揮されています。オーバーザレインボウのインストからタイトル曲がリプライズして幕を閉じるまで、すっかりダッラの歌の世界に引き込まれてしまう。基本メンバーは前作と同じですが、ちょっと今様に作りすぎの印象もあった前作を大きく超えたと言って間違いないと思います。クリスマスシーズンの一枚にぜひ。
12000 LUNE CLASSICA & JAZZ 06/2DVD/ITA/EU SONY 88697043769
*新譜待ちの期待も正直なところ忘れかけていたところに、いきなり2枚組の、しかも新しい映像。2005年にシチリアのティンダリのギリシア劇場、ヴェロナのローマ劇場で行われた、弦楽五重奏団をバックに従えたクラシック風のコンサートと、2004年スイスのバーゼルで行われたサックス・ピアノ・コントラバス・ドラムスにゲストで女性ヴォーカルも入るジャズ風のコンサートという、二つのコンセプトの二つのDVD。名曲カルーソーなど別バージョンが聴けるわけで、それだけでも興味深い。とはいえどちらもクラリネット片手に軽やかに歌うダッラは余裕綽々に見える。私の好みは格調の高さが意外にもマッチしたクラシック風か。カルーソー泣けますよコレは。
ANGOLI NEL CIELO 09/CD/ITA/ITA PRESSING 88697616262
*久しぶりに聞いてみたダッラ。気づいてみれば前作を聞いていない。このアルバムを聞いて、まずはいつものダッラに安心する。そして繰り返し聞いているうちに、あの独特の、かすれながら裏返っていく歌い上げ、聞きなれた癖のある優しい、けれども切ないメロディが、いつの間にかしみいっている。バックのアレンジもひとつひとつ、しっくりと落ち着く。
IL TEATRO 09/4DVD/ITA/ITA FABULA CLASSICA FAB653
*昨年('12)惜しくも亡くなったダッラ、晩年はオペラの演出に活躍していたことは知らなかった。このDVDは、彼が監督、一部出演もしたクラシック作品4本を集めたもの。いずれも有名な歌劇場であるボローニャ市立劇場での上演である。05年のプロコフィエフ『ピーターと狼』はダッラの朗読と、もちろんクラリネットも加えて、コミカルな音楽劇になっている。07年のブゾーニのオペラ『アルレッキーノ』は、開幕時の演出もユニークで、ダッラは自ら出演もしている。07年のストラヴィンスキー『プルチネッラ』はバレエ作品。そして08年の『ベガーズ・オペラ』はゲイ作の英国バラッド・オペラの嚆矢。いずれもなかなか見る機会もない作品で、ダッラの斬新なアイデアを楽しむことができる。
LUCIO DALLA & FRANCESCO DE GREGORI
BANANA REPUBLIC 79/CD/ITA/ITA BMG PD74839
*むさくるしいひげおやじが二人で歌っているジャケットは買う気を殺ぐが、中身はどちらかというとほのぼのとした雰囲気のコンサートである。ダッラ、デ・グレゴーリそれぞれの持ち歌のほかにも、バラエティに富んだ選曲。
LUCIO DALLA & GIANNI MORANDI
IN EUROPA 89/CD/ITA/DEU ARIOLA 259653
*ヨーロッパツアー記念盤ということのようで、ライブ録音ではない。英独仏蘭各国語の訳詞付き。まずはもう、しぶい二人のデュエットが魅力ムンムン。ダッラの自作・共作曲に加えて、モゴル&ラヴェッツィやバッティアートの曲などもあって、変化に富んで名曲揃いの構成もすばらしい。ステージを見られたらさぞかし楽しめたであろうと思わせる。
LUCIO "VIOLINO" FABBRI
AMARENA 78/LP/ITA/ITA CRAMPS 5205 651
*クランプスで活躍した後はPFMにも参加、パガーニと並んでイタリアといえば思い出すバイオリニスト。このソロ・アルバムでは、すばらしいテクニックでスリリングなジャズロックを聴かせてくれる。わりとストレートで明るい曲が目立っているので、肩の力を抜いて楽しめる。バックには WALTER CALLONI, HUGH BULLEN, CLAUDIO PASCOLI らが参加。
LUDOVICO EINAUDI
EDEN ROC 99/CD/ITA/ITA BMG 74321707172
*映画音楽の世界で知られる作曲家、ピアニスト。弦楽とピアノでゆったりと漂うような音像が広がる、非常に映像的な作品になっている。
I GIORNI 01/CD/ITA/ITA BMG 743211887952
*VENEGONI & CO. にも参加していた人だと思うが、クラシックや映画音楽のスコアがメインの仕事のようだ。このアルバムは聴き心地のよいピアノソロ作品。それほどテクニカルではなく、シンプルなアルペジオで叙情的なメロディを聞かせる。
LUIGI CINQUE
NOTE DI ATEMPORALITA 79(07)/CD/ITA/JPN CRAMPS DIVerso n.11 UNIVERSAL POCE1203
*これはびっくり、クランプスのDIVersoシリーズの紙ジャケCD。ここまでやるか、という感じだが(売れるのか?)、ルイジチンケのこんな旧作がここで手に入るとは思わなかった。まあこのシリーズですから・・・もろフリー、プップカプップカやってます(なんて失礼な)。でも弦楽入りの "(SINUSOIDE)" という曲は聴いているうちに好きかもしれないという気になる(まわりくどいが)。カッチャパッリャを思い出すからかも。
TANGERINE CAFE 02/CD/ITA/EU MEDITERRANEO FHME19
*これはすごい。Canzoniere Del Lazio のサックス奏者 LUIGI CINQUE & TARANTULA HYPERTEXT O'RCHESTRA 名義の超絶汎地中海ジャズロック。打ち込み系のリズムと民族音楽の組み合わせは珍しくないが、ヴォーカルにも楽器にも曲ごとに顔ぶれが変わり、あるときはタランテッラのリズム、あるときはアラブの唱法、そしてサックスやクラリネットの自在な音色が、息つく間もなく飛び出してきて、あっという間に聴きおわってしまう。
SUNAULOS 04/CD/ITA/ITA SQUILIBRI SQLCD03
*ツァンポーニャの第24回国際フェスティバルらしい。詳細はわからないが、まあなんか楽しそうだからいいです。ルイジのほかにクラリネット、ツァンポーニャ、ドゥドゥークのソリスト、ガイタやチャルメラ、パーカッションなどのバンド Orchestra La Mainarda がクレジットされています。それぞれの土の香りがする、多彩なバグパイプサウンドが楽しめます。
SACRA KONZERT 06/CD+DVD/ITA/ITA RADIOFANDANGO/EDEL 0167632RAF
*LUIGI CINQUE が仕組んだらしい、汎地中海コンサートのDVDとCDのセット。ユダヤ、キリスト、イスラムの3つの宗教的伝統を織り込んだ、いわば一神教の宗教音楽。各地の優れた歌い手と演奏家を揃え、充実したコンサートになっている。歌手にはディ・ジャコモもいる(春の歌にCINQUEが参加していたようだ)。一つ一つ違った手触りで、厳粛でありながら面白い。DVDにはインタビューも。これはすごい仕事だ。
LUNA
LUNA LP/ITA/JPN KING K22P155
*オサンナの主要メンバーであったダニーロ・ルスティチのバンド。ストラビンスキーの「火の鳥」はまあご愛敬だが、全体にメロディアスで美しい曲が並ぶ。ダニーロのギターの音色もキーボードの響きも豊かで、暖かい感じのアルバムに仕上がっている。
羅大佑 ---> C-POP Special

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