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 私の昔の楽しみの一つが、ビデオクリップを観る&聴くことでした。日付などがはっきりしませんが、たぶん1980年代の半ば頃が、もっともビデオクリップが楽しめた時期だったと思います。やがてヘビメタやラップが多くなってくると、どうもつまらなくなって、観るのをやめてしまったようです。ピーター・バラカンの "POPPER'S MTV" が終了し、 "SONY MUSIC TV" の放映時間も短縮されていったのもその頃ではなかったかと思います(間違っていたらゴメンナサイ)。
 ところで、この時期に録画したビデオクリップがテープ数十本あったのですが、これがベータだったもので、当時使っていたデッキがオシャカになってからというもの、ずっと死蔵されたままでした。しかし、長男が昔のアメリカンポップスに興味を持ち出したことも手伝って、なんだかむしょうに見たくなりました。そこでヤフオクで状態の良さそうな中古のデッキを落札して、気軽に見たい、あるいは取っておきたいと思うものをVHSにダビングしました。16本位作ったのですが、この作業はほぼ付きっきりでやらないと、つなぎ目がきれいにできないので、ある程度まとまった時間が取れないとどうにもならず、結局中途半端に終わっていました。

 しかし、思い切って東芝のDVDレコーダを購入したのを機に、スペースセイヴィングの観点からも、あらためてDVD-Rにして保存しようと考えました。今度はビデオに貼り付いていなくても、テープを流してHDDに録画してしまって、後からチャプターを打って編集すればよいので、なるべくなら全曲を保存しておきたいと考えるようになりました。途中の解説やCMなどもできれば丸ごと、と思わないでもないのですが、かなり長くなってしまうので、こちらはどうしてもというもの以外はカットすることにしました。たまに面白いCMなどは一緒に残したりしていますが。

 さて、以前掲示板にも書きましたが、このときの作業の手順は、
 1.最高レートでHDDにテープ一本丸ごとダビングしてしまう。
 2.プレイリストで拾っていって、だいたい80分くらいで1枚分とする。
 3.6.6,DD2くらいに一括レート変換しながらRAMにダビング。
 4.レコーダで、RAM上でチャプターを切る。
 5.PC上でチャプターのタイトルを入れる。
 6.レコーダで、HDDに一括高速ダビング。これをDVD-Rに焼く。
という流れです。
 なぜ一旦RAMに移すかというと、家族で盛んに使うので、HDDがぎりぎりいっぱいのところで推移することが多く、いつまでもHDD上に置けない(RAMに何枚分か移して、作業は後からまとめてできる)ことと、チャプターのタイトル入れがレコーダのリモコンだと非常にやりにくいので、東芝から提供されているソフトを使ってPCで作業する(かといって、タイトル入れ以外の作業は、PCが非力なので事実上不可能に近い)ことからです。

 ベータテープは一本あたり2〜3時間あまり入っていますが、編集していくと、平均してDVD-R1.5枚ぐらいで収まっていき、結果的に、58枚でひと段落着きました。多少の重複もありますが、およそ1,000曲(総チャプター数で1,103)になりました。ほかにも、ちょっとしたライブの放送なども何枚分かあって、とりあえずRAMにしておきましたが、これも暇を見てRに焼いてしまうつもりです。保存性・操作性はRAMのほうが良いのですが、コストと互換性で・・・。RAMは繰り返し使いますし。

 レコードリストと同様、「だからどうした?」と言われればそれまで、のコンテンツではありますが、もし同好の方がいらっしゃいましたら、思い出話(^^;でも語りましょう。メールまたはBBSへの書き込みなど、お待ちしています。ただし、「いきなりの」ダビングのご依頼はいくらなんでもご容赦ください。まず仲よくなりませんか。

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